2011年12月14日水曜日

12月14日(水) 身勝手な終結宣言

   
1214日 オバマ米大統領は「イラク戦争」の終結を宣言した。

 言いがかりをつけて勝手に殴り込み、好き勝手に殴り続けイラクを滅茶苦茶にして、ハイ終わりました、と勝手に宣言して出ていく、アメリカの身勝手な「戦争?」だった。これからもイラクの人々の苦しみや悲しみはまだまだ続く。
イラクを撤退、国境を越えてクウェート側に入る駐留米軍の最後の車列=18日(AP=共同








 20033月アメリカによるイラク攻撃から89か月。この間にイラク民間人の犠牲者は115千人、150万人の米兵が投入され4500人が死亡。そのほか数知れない負傷者や失われた生活や住居。米国の戦費は8000億ドル(60兆円)にのぼる。アメリカ自身が疲弊した。

 このイラク戦争は大義のない戦争だった。開戦の理由として挙げていたのが「大量破壊兵器の開発・保有」「国際テロ組織とのつながり」だったが、そんなものはかけらもなかった。嘘で固めたイラク侵略だった。

 イラク進攻を認める国連決議もなく、かって2001年にアフガニスタンを攻撃したとき、攻撃を強引に正当化した「集団的自衛権行使」の理由すらつけることもできない、国際法上でも正当性のないイラク戦争だった。
撤退を喜ぶ米兵


  

 当時の小泉首相は、フランスやドイツが反対する中、アメリカのイラク戦争をいち早く支持した。「自衛隊のいるところは、非戦闘地域」と抗弁し、イラクへ陸海空の自衛隊三軍を派遣した。戦後初めて戦闘地域に自衛隊が派遣され「復興支援」の名目に米軍を支援した。派遣というけれどこれは派兵だ。

昨年、名古屋高裁は「イラクへの自衛隊派遣は憲法違反」の判決を出している。

 イラク戦争はしてはならない戦争だった。これほど正当性のない戦争はない。(戦争に正当性があることはないが)


●小泉さんの責任はどうなるの?

 米国とともに参戦したイギリスでは,独立調査委員会を設置してブレア元首相を喚問し参戦の是非を検証している。オランダでも同様の作業が行われている。

 小泉政権がアメリカの攻撃を支持した根拠と理由は何だったのか、正しい選択だったのか検証されなければならない。

      アメリカによってもたらされた内戦、まだまだイラクの苦悩は続く。







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