今日、妻は看護士さんからのリハビリに対する希望聞かれた問いに、「動くようになりたい」と答えた。また私(たち)に「みんなの希望に応える」と語ってくれた。
飛び上るほどうれしい。この前向きの気持ちを何が何でも支えなければ、と思う。
妻は、私が「やつれた」と私に言った。友は「今日は元気そうだが、3日前に会ったときは、やつれていて心配していた」と言った。
確かにこの一週間は無我夢中で、本当にしんどかった。しかし今日は彼女が初めて、前向きの気持ちを語ってくれて、少しほっとしている。
昨日、食事中、口からこぼし衣類に付いたこめ粒を左手でふき取ろうとして、思うように取れず、「こんなこともできない」と顔をしかめた。気丈夫な彼女は涙は見せないが心の中では 泣いていたと思う。私のほうが涙ぐんでしまった。
私のほうが気が小さいのかもしれない。昨日の朝、浴槽で湯につかっている時、突然、訳もなく胸にこみ上げてくるものがあり、訳もなく嗚咽し、「ウォッ」と奇声をあげてしまった。「ウォッ」。「ウォッ」。「ウォッ」。「ウォッ」と。何故だか解からない?
そのあと何かすっきりとした気になった。
久しぶりに作った
●女房が病魔と闘っている。(2月6日「迷った末に…」を見てください)
これから当分の間は一人の生活になる。料理の楽しさは食べてもらう人のために作ることだと思う。己の一人だけの食事は、作るよりも外食や既製品の便利さの誘惑に駆られる。
誘惑に負けず作り続けたい、とひそかに決意する。たかが弁当だ。なんと大げさな…食事を作ることは妻の「闘病」とつながっていると勝手に思うことにした…
看病の動揺する日々に作った三日間の弁当です。
※菜の花一束を買っても一人では食べきれない。三品にした。
茎と葉に切り分けて時間差で茹でておく。
■2月6日(月) 定番・菜の花の鰹節和え
《上》鶏皮の醤油煮。にんにくの芽ともやし炒め。自家製いかなごのクギ煮。
《下》いわしの一夜干し。菜の花の鰹節和え。自家製各種漬物。オレンジ。
※鶏皮は、二度煮こぼし(ゆでこぼし)して、脂分を取る。
その半量を醤油、酒、みりんで煮る。(残りの半量は明日使う)
※鰯の一夜干しは、女房が病に倒れる前日に、節分のために買っていた物だ。
本来は夫婦で、恵方巻きにかぶりつき、一緒に食べるはずだった。
2月7日(火)鶏皮と菜の花の炒め物
前日の食材を使う。鶏皮、菜の花、オレンジ。 やはり一人では、一回で食べきれない。 ●菜の花。前日の和え物、今回の炒め物、浅漬け(前日に漬けた)。 ●鶏皮。前日の煮物、今回の炒め物。
《右》鶏皮と菜の花の炒め物。菜の花の浅漬け。オレンジ。
《左》豆苗と薄揚げの煮物。車麩の昆布煮。チリメンジャコ。自家製カリカリ梅。
※鶏皮は昨日煮こぼししておいたもの。菜の花は昨日茹でておいたもの。
※豆苗は、最近は異常気象で、葉物野菜が高いために、人気が出ている野菜だ。えんどう豆を発芽させたスプラウト(新芽)だ。今回使ったのは、2週間ほど前に使ったとき、根だけ残し水につけて育て?伸びた苗だ。
※車麩は、女房が倒れる前に昆布だしで煮込んだものだ。
2月8日(水)白菜と豚肉の重ね蒸し。
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