この頃は、私もそうだが彼女も落ち着いてきているように思う。
どんなにあがこうともこの現実から逃れられないのならば、前を向いて歩くしかないのだ、という自覚が固まってきているのだろう。
今は、昼食ぐらいは一緒に食べるように生活のパターンを組み立てている。
来月ぐらいからは、事務所に行く前に病院に寄って、弁当は以前のように事務所で食べる生活のパターン戻そうかと思っているのだが…
彼女に言うと、「用事があれば電話するから、別に毎日来なくてもよい」という。
24日(土) リハビリ
リハビリを見学した。足の動かしかた一つひとつについて、内側に力を入れて、等々指導を受けている。
リハビリテーション医療についての思想や理論・技術はどのような歴史があり進歩してきているのだろうか。
リハビリ医療の対しての診療報酬はどこまで保障さているのだろうか、経済的裏付けはリハビリ医療の進歩には必要不可欠だ。
病院の片隅にあった訓練室が、リハビリ専門の病院ができるまでになるのは、関係者の苦労、努力があったことだろうと推測できる…詳しくは知らないが10年前ぐら前にはここのような専門病院はなかったのでは…
療法士によると、体幹もしっかりしてきているとのこと。1ヶ月も前と比べると確かにそうだ。
今の妻の回復は、これまでのリハビリの進歩の「成果」のおかげだと思う。
これからもリハビリの歴史をしっかり受け止めて回復につなげなければと思う。
25日(日) 慣れ
私も参加している市民団体の阪急・塚口駅頭の宣伝活動に参加した。その駅から阪急電車に乗れば梅田に行ける。別段何か要件があったわけでもないが、なんとなくひとりで梅田に出てみたくなった。
彼女と梅田方面に来ると、阪神百貨店、阪急百貨店のデパ地下をぶらりとして、喫茶店に行く、のがお決まりのコースになっていた。
彼女とよく行く喫茶店に入って"何時ものように"チョコレートパッフェを注文した。
前回梅田に来たときは、行く気になれなかった阪急百貨店にも、今回は行けた。
ひとりで行動することに慣れてきているな、と自分で納得している。
26日(月) 弁証法的
今日は病院近くのガソリンスタンドまで、杖で歩行した。
歩くといっても、動ける左足を一歩前へ出す、杖を突いて右足を左足の位置まで前へ出す。別の表現をすれば、「半歩」 歩く、と言うことだ。
だから歩くといっても、半歩、半歩と歩いていることになる。
彼女の「自由になる空間」は、極めて狭い。ベットとその傍にある椅子との間だけだ。
車椅子から杖に替わっても、今はまだ「杖」は「管理」されているので自由にはならない。「見守り」がなくなれば、「杖の管理」もなくなりもっと自由になれるのだろうが…
椅子も、床に椅子の位置を示す目印のテープが貼られている。移動の安全性の確保のためだ。
しかし、食事の時など少し椅子の位置をずらした方が便利な場合がある。
今日その時、なんと動けなかった右足で、「椅子を蹴って」動かした。小さい動きだったか何回も蹴っていた。
「蹴ってるやん」と聞けばば、「うん、これぐらいのこと…」と当然だと言わんばかりの返事だった。
本人にとってみればもっと前から行えるようになっていた行動なのだろうが、突然見たものにとれば大きな変化だ。
この「小さな」変化の積み重ねは、やがてもっと大きな「変化」を生み出す…
量的変化は質的変化に転化する。弁証法的発展だ。
27日(火) 見守り
今日から「見守り」がなくなったとのことだ。しかしこれで「自由」になったかと言うとそうもいかないらしい。
時間は 9 時から17 時まで、移動できる場所はこの病棟・4 階だけだ。
管理とか監視ではなく「見守り」とはうまくいったものだ。「あなたを監視します」ではなく「あなたを見守ります」と言われる方が温かく感じ、自分は自由だと思える…
病院としては、一気に解放するにはまだまだ危険だと判断しているのだろう。徐々に自由度を広げていくのは当然の処置だと思う、本人にとっては不満だろうが…
それでも精神的には重石が少しは軽くなったと思う…
28日(水) 介護認定
今日は介護認定のための尼崎市の調査があった。今すぐ介護保険を使うわけではないが、何かあれば使えるのでとりあえず認定を受けておければ、と病院から勧められたので、申請をしていた。まだ「症状」が固定したわけではないので、とりあえずの認定になる。6ヶ月後に見直されるので、それまでの等級になるのだろう。6ヶ月先にはどこまで回復しているのか…
まだまだ積み重ねる日々が続く…
29日(木) 階段リフト
退院して家に戻ってからの生活を考えいる。
今までは2階中心の生活だった。台所も2階だが風呂は1階だ。今の彼女の状態では今までどおりの2階での生活は不便で不自由なものになる。少しでも快適に暮らすことを目指すならば、台所を1階に移すなどの大改造が必要になるだろうと思っている。
彼女は、階段に「リフト」を設置してはどうかと提案している。改造よりも安くつくのだろうか。
家の改造には、尼崎市の制度で、必要が認められれば、最高100万円までの補助がつくらしいが、リフト設置にはどうだろうか?
それよりも、手すりを使ってでも自力での昇降ができるまで回復すること願っているのだが…
だめならば、当面は「リフト」ということも有りだろう。
本人はいろいろと考えるのは当然だが、まだ先の話だし、回復次第でどうなるのか分からないし、結論を出すのにはまだ時期が早いと思っている。
ひとり者の弁当
3月23日(金) 鶏肉の塩麹煮と焼きかぶら
《右》鶏肉の塩麹煮。漬物類。みかん。
《左》いかなごのくぎ煮。自家製梅干し。焼きかぶら。かぶらの葉の煮物
※ 今、流行の塩麹を使った煮物
鶏肉(冷凍庫にあったチューリップ)を一日塩麹に漬ける。その塩麹で煮る。大根、人参も加える。
調味料は一切使わず塩麹のみで煮る。美味だ。
※焼きかぶら
かぶらを櫛切りにしてフライパンで焼く。
反省として、櫛切りは、一切れの中でも厚さが違うので焼き具合が異なり歯あたりが悪い、厚さが同じになるような切り方、たとえば拍子切りなどの方が良いかもしれない。
※いかなごの釘煮
長男の嫁が作った。少し分けてもらった。
妻が元気だった昨年までは、我が家の風物詩だった。来年は復活したい。
24日(土) 冷凍庫の整理
冷凍庫を整理した。一部にすぎない。まだまだ冷凍庫にはいろいろ入っている。
《上》 エビフライ(冷凍庫)。チンゲン菜のかつお醤油和え。山椒の醤油煮(冷凍庫)
《下 》鶏肉照焼き(冷凍庫)。かぶらの葉の浅漬け。自家製漬物類(ゴーヤの塩漬け、かぶらの浅漬
け、他) 。ぶどうゼリー。
25日(日) 牛肉と葉玉葱
《右》牛肉と葉玉葱の煮物.自家製漬物類。リンゴと梅ジュースの梅の実。
《左》辛子明太子。カリカリ梅。卵煮。アスパラのごまだれ和え。
※葉玉葱
春先の短い期間だけの旬の食材。このあたりのスーパーなどにはあまり出回っていないと思っていた。
根が大きく育つ前に葉つきのまま収穫する。間引きされた物が商品として出回っていることももあると思う。
葉の部分は香りがよく柔らかい、ビタミンが多く含まれている。
毎年、ドライブ途中に寄る郊外の「道の駅」で買っていた。食べたいなぁと妻と話していたら、なんとスーパーに売っていた。
今回は、牛肉と一緒に葉と根も煮た。その煮汁で卵も煮たが、炒めてもよいし、葉はぬたやみそ汁の具などにも使える。
26日(月) 鯵の開き
《右》 鯵の開き。アスパラの辛子明太子和え。自家製漬物(大根、白菜、オクラの糠漬。、たくあん。
ミニトマトの塩漬け)。バナナ。
《左》 茄子と干し海老、竹輪のたいたん。チリメン。自家製梅干し(半個)。
※鯵の開きは1パックに 4 匹入っている。朝昼晩と食べてもまだ1匹残る。バナナは1房4本だ。残りの3本はどうしようか?
干しエビと竹輪と炊いた。
《右》いかなごの稲荷詰め。焼きアスパラ。冷凍イチゴ。自家製漬物(胡瓜、ゴーヤ、人参の甘酢漬け。ほか)
《左》イカせんべい揚げ(山口県・萩の練物)。にんにくの芽のみそ炒め。鰹節飯。
※薄揚げを半分に切り、中にいかなごの釘煮とスライスチーズを詰めて焼いた。
今朝のテレビでやっていた淡路島の人のレシピを真似てみた。おかずには少し甘すぎた。
※①にんにくの芽、こんにゃく、竹輪を炒める。②味噌を酒とミリンで溶き、①に絡める。
こんにゃくと竹輪はにんにくの芽と同じ長さに切りそろえる。豚肉に変えてもよいと思う。
28日(水) 鯨肉はりはり
《右》 鯨肉はりはり。ホタルイカの酢味噌和え。自家製漬物(ゴーヤ、人参、胡瓜、ブロッコリーの芯の塩漬け、他)。みかん。
《左》 出汁巻。アイスプラント。かえりチリメン。
※鯨肉は先日阪神百貨店で買って冷凍保存していた物だ。
鰹だしで生姜の薄切りと鯨肉を煮る。あくを取り酒。ミリン、醤油で味をつけ、水菜を入れて火を止める。
鯨肉はナガスクジラだ。グラムあたり二百数十円だった。尾のみは手が出ないが、これぐらいは頑張れば買える。
私ぐらいの年の者ならば学校給食で食べた経験を持つ。戦後の食糧事情が悪い時代の日本人にとっての貴重な動物性タンパク質だった。
ひとりでは食べら切れないので、1/3 は明日に廻す。
29日(木) 鯨つくし
《右》 鯨肉の照り焼き。焼き菜の花。自家製漬物(胡瓜、ゴーヤ、人参の甘酢漬け。ほか) バナナのフリッター(皮も挙げてみた。)
《左》 桜えび。自家製カリカリ梅。鯨肉の竜田揚げ。蒸しレタスのあんかけ。
※一昨日の夕食、昨日の朝食、弁当、夕食と四度も鯨肉だったが、また1/3 が残っている。
そこで、今日の弁当のおかず、照焼きと竜田揚げにした。
※バナナの皮を揚げたのは、テレビで台湾だったかの売店で売っていたのを見て、一度揚げてみようと思っていた。
それなりに甘くて旨かった。
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